2022年10月22日

LCT AS-VAL 電磁弁カスタム③完成

引き続きAS-VALです。

LCT AS-VAL 電磁弁カスタム③完成



前回記事で、一応試射まで出来るようになりましたが、、、
あの後、やたら給弾不良が発生したので原因探り。。。


一応、電圧低下によるソレノイドの能力低下が原因だと思いますが、、、


そもそも低下と言っても1.5Vくらいなもので、、、それで引っ張れないのは厳しい。


とりあえず分解して詳しく給弾の動きをチェック。


どうもソレノイドが最後まで引き切れていない。
ソレノイドはストローク距離が小さくなればなるほど引く力が2次関数的に大きくなるので、最後の最後で引き切れないのは、、、

と思って、ソレノイドのデータシートを確認すると、
今回使ったソレノイドのストローク量と引く力の関係はかなりフラットな特性でした。


と言うわけで、根本原因が分かったので、、、
タペットのリターンSPを見直し。

M14のリターンSPはバネ定数が分かっている物を使っているので、ある程度、計算できるのですが、、
このASVALは少しづつカットしながら現物合わせで組みました。


って感じに調整して完了。



ついでに?躓きHOPな弾道の修正。

HOPパッキンを長掛にするかちょっと迷いましたが、、、調整がメンドクサイし、ASVALだし、、ってことで、HOPはマルイ純正。
その変わりノズルをSHS改にして躓きを減らします。


って感じに調整して完了。


最後にamazonからライトポーチが届いたので、これをストックに取り付けて完了。


出来上がりが、これ↓

LCT AS-VAL 電磁弁カスタム③完成

LCT AS-VAL 電磁弁カスタム③完成



サイドマウントを2種類用意しましたが、スコープを乗せたタイプはオフセットがなくてイイ感じ。
逆に、ドットサイトを乗せたタイプはオフセットを減らすためにギリギリまで削りこみましたが、それでも厳しい。
なので新たにネジ穴を掘ってオフセット解消。


これでいちおう完成。


で、、ご興味ある方、どうぞ。






ノズルを変更したお陰か弾道が少し安定したかな。
2次レギュは試射の時と同じ設定ですが、1次圧のレギュをサンプロ固定(4.5気圧)にして運用。

試射(5.5気圧)と比べ初速は落ちましたが4.5気圧の方が弾道が素直で扱いやすい感じ。
(HOP調整は同条件)
ガスガンの場合、弾道を決める要素がエアコキに比べ多いので調整は難しいです。


で、元々は5.5気圧で303㎜のインナーバレルを入れて、サプレッサーの消音材120㎜にして完成でしたが、
363㎜インナーバレル(消音材60㎜)を4.5気圧で使えば「弾道」「静音」ともに十分なので、これでイイかなと。
(4.5気圧だとサンプロやマルゼンの古い固定レギュが使えてオイシイ)

燃費もだいぶ良くなった感じだし。
(CO2 1gでだいたい17~18発くらい)


また分解する機会があればHOPパッキンを長掛かVパッキンに変えるかもしれませんが、、、

これでASVALはお終い。


まぁまぁ面白い感じに仕上がったかなー。




ご依頼などのご相談はコチラまで
ms07b007@yahoo.co.jp





タグ :AS-VAL


Posted by ほりお at 10:41│Comments(2)
この記事へのコメント
val持ち込みで製作依頼した場合、おいくらになりますか?
Posted by りきや at 2022年10月22日 11:02
りきや様

ご質問ありがとうございます!
記事にメアドを張っておきました。
お手数になりますが、カスタムのご依頼などはメールにてお願いいたします。
Posted by ほりおほりお at 2022年10月22日 21:15
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